腸内フローラと土壌菌とピロリ菌

現代人から土壌菌が減っている。

土壌菌には、腸内の免疫のバランスを

調整する働きがあります。

ですので、土壌菌が減ると免疫力が減少します。

免疫力が減少すると、インフルエンザやO-157

などの感染にかかったり、ガンになりやすく

なってしまいます。

腸内フローラの構成が変わり、炎症を防ぐ

作用を持つ細菌が腸から大量に減っているのです。

除菌作用がある製品が溢れているのも

原因の一つといえるでしょう。

そして、胃がんの原因になると

一般的に言われているピロリ菌

も胃から除菌することが行われています。

ピロリ菌は胃の粘膜が荒れていると

その患部にピロリ菌が付着し

潰瘍を作ってしまいます。

そこに胃がんが発症してしまうのです。

最近の研究では、ピロリ菌は胃の働きに

重要な働きがある共生菌であることが

明らかになっています。

ピロリ菌には胃酸の分泌量を制御する

働きがあるとのことです。

胃の状態を整える働きをし、

食欲の制御にも関係していることが

言われています。

また、胃壁を柔らかくし、胃酸の

逆流を抑える働きもあります。

ピロリ菌を除菌すると、腸のこのような

働きが弱くなってしまいます。

現在の医療機関ではピロリ菌を除去

することが行われています。

多くの人が胃ガンの原因となる

ピロリ菌の除去を行っています。

腸内細菌の悪玉菌も腸内環境を

整えていれば身体に良好な働きをする

ようにピロリ菌も腸内環境を整えて

いれば怖いものではないし、

かえって、腸内にとどめておくべき

菌といえるかもしれません。

日ごろ暴飲暴食やストレスまみれの

人はピロリ菌の存在を考慮するべき

でしょう。

ピロリ菌は共生菌なので、腸内フローラ

を意識して取り組んでいる人は

あまり神経質になることはないかもしれません。

ピロリ菌は胃に存在している人といない人が

います。

ピロリ菌が胃の中にいるのか、
いないのかを検査するのもいいかもしれませんね。





腸内フローラと短鎖脂肪酸

肪酸とは、脂質、炭水化物、たんぱく質などの
多量栄養素です。
脂肪酸は、一般的に脂肪又は油と言われている物の
構成要素であり、脂質に属します。

脂肪酸は、体内に入ると脂肪組織の中に
エネルギー源として蓄えられます。
又、人体の細胞膜、脳、各種ホルモンを構成する
材料になるなど、極めて重要な働きを持っています。


脂肪酸には、油脂の固定のものを飽和脂肪酸、
液体のものを不飽和脂肪酸といいます。
飽和脂肪酸の中には、短鎖脂肪酸・中和脂肪酸・
長鎖脂肪酸の3種類があります。


その中の短鎖脂肪酸は、酢酸、酪酸、プロピオン酸の
3種類の物質の総称です。

日和見菌にあるバクテロイデス門に属する
細菌群が短鎖脂肪酸を作り出します。
野菜や果物などに含まれる食物繊維やオリゴ糖を
発酵し短鎖脂肪酸を生成しています。

短鎖脂肪酸のほとんどは、大腸が活動する
エネルギー源となります。

短鎖脂肪酸は、大腸の粘膜を刺激してセンドウ運動を
促す働きをして、有害な菌が増殖するのを抑えます。

センドウ運動がしっかり行われている腸では、
腸内細菌が餌を得やすいので腸内フローラ
の働きがよくなり、免疫機能も活性化します。

短鎖脂肪酸は、血液を通して筋肉や肝臓、腎臓
などを活性化するためのエネルギー源とされています。
全身の身体の調子を左右する短鎖脂肪酸です。


肥満は、脂肪細胞が脂肪を蓄えることによって
起こるのですが、この蓄えを抑えてくれるのが
短鎖脂肪酸です。
短鎖脂肪酸で全身の代謝が活性化します。

短鎖脂肪酸は、脂肪の蓄積を抑え、消費を増やし
肥満を防ぐ働きをしています。

肥満の人は、バクテロイデスなどの菌が減り
短鎖脂肪酸を作成する能力が下がっています。

痩せたければ、食物繊維を多めに食べれば
短鎖脂肪酸を作る菌のエサになるため
肥満フローラから痩せフローラに変えていけます。

短鎖脂肪酸は、天然のやせ薬としての効果だけでなく
糖尿病を改善する効果もある。
腸内環境を整えてインスリンの分泌を促す。

腸壁の細胞は、腸内細菌が出す短鎖脂肪酸をエネルギー源
にしています。
短鎖脂肪酸が減ると腸の細胞が活力を失ってバリア機能
が低下してしまいます。

短鎖脂肪酸が身体に重要な働きを促してくれます。
腸内環境を整えるように行動したいものです。